春告げ草



君は、春告げ草が何の別名か知ってる?



答えはね、梅の花。

甘く爽やかに春の訪れを告げる花・・・

なんだか素敵だと思わない?


はい、どうぞ。この枝は僕から君への贈り物だよ。

その甘酸っぱい香りから連想させることから

恋告げ草・・・とも呼ばれているそうだよ。





わからないのか?

俺は無意味にこの梅を、お前に贈っているわけじゃないって。

まあ、いいけどな。

わからないのなら、教えてやるよ。

ただし、教えてやるからにはちゃんと返事を聞かせてもらうぜ。

・・・もちろん、逃げないよな?



もっとも、そんなにやわな神経とも思っていないけれど。

お前はいつだって、俺の想像の域を超えて何かをしでかす。

いつまでも驚かされっぱなしじゃ、納得いかないね。


お前が‘俺’を知ってもそばにいたのは、更正させられると思ったからか?

それとも・・・

いや、続きは言わなくていい。

お前をこの腕の中に閉じ込めてから、じっくりと聞くことにするから。




おいで、俺のお嬢様・・・





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